第1088話 弟の不始末

2015年11月15日日曜日

第41部-族の後盾-

t f B! P L
その頃・・・家の前では
龍太が塾から帰ってきた。

政夫「おーい。お前ぇ。
ちょっと待てやぁ~」

龍太「・・・俺?」

ヒデ「野田って家がこの
辺りにあるけど知らん?」

龍太「なんの用ですか?」

政夫「そこが野田の家か。
ってことはお前は兄貴?」

龍太「・・・なんやねん」

カン「お前の弟に殴られて
こっちは怪我してるねん。
慰謝料払ってほしいねん」

龍太「そういうのは蓮に
直接言ってくださいよ」

ヒデ「おーい。待てって」

龍太の腹をヒデが蹴った。

龍太「いたぁ・・・」

カン「弟の不始末は兄貴が
とらなあかんやろぉ~?」

政夫「はははっ。払うまで
殴り続けてやるからなぁ」

龍太「勘弁して下さいよ」

無抵抗な龍太を殴る。
面白がって殴っていた。

そして龍太が倒れた・・・
殴っているのを他の通行人
にも見られて通報されてた

政夫「今日はこれぐらいに
しておくけど明日はもっと
シバイたるからなぁ。早く
払ったほうが身の為やぞ」

全員笑って去っていった。

ここが住宅街だったから
よかったものの・・・
違うかったらもっとひどく
やられていただろう。

龍太「いてぇ・・・俺は
戦闘タイプやないねんぞ」

龍太がやられて少しした頃
に俺達は家に着いた。

蓮「あれ?龍太ぁ~」

龍太「蓮・・・か?あれ?
魔人に死神もおるやん」

沢田「久しぶりやな」

宮根「元気か?ファビオ」

蓮「どうした?その顔?
まさか・・やられたんか」

龍太「よくわからんけど
5人組に囲まれたんや。
蓮を探してたみたいや」

蓮「やっぱり来てたか」

沢田「まさか・・・
ファビオを殴ったんか?」

瀬戸「これは魔人さん個人
の話やなくなってきたな」

宮根「5人おるんやんな。
全員ぶち殺してやるか」

3人の雰囲気が変わった。
それは俺と組手した時より
もわかりやすい殺気だった

龍太「別に仕返しはいいよ
被害届を提出して慰謝料を
請求させるようにするし」

沢田「悪い。ファビオ・・
俺達に任せてくれへんか?
法律で捌いてもあかんねん
頼む。俺に任せてくれや」

龍太は法律で裁こうとした
しかし魔人が頭を下げる。

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

184743

QooQ